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診療案内

高血圧症

高血圧は、ひとつの病因と特定できない本態性高血圧と、腎臓病、内分泌疾患、血管炎など、原因が明らかな二次性高血圧に分けられます。
家庭血圧の測定がとても大切で、血圧手帳を手渡してなるべく自宅で早朝、日中の2回血圧測定を指示しております。
二次性高血圧の見極めも重要で家族歴、左右の血圧差、血管雑音、内分泌疾患存在などを参考にします。
よく降圧薬は飲み始めると一生服薬するのかと質問されますが、減量、禁煙、節酒、減塩、運動習慣の開始など生活習慣の改善で服薬中止出来る人もおりますが、決して自己判断する事なく医師の指示に従ってください。また季節により、夏に薬を減らせる事もよくあります。
長期の高血圧により、脳血管障害や心不全、狭心症、不整脈、腎不全などが引き起こされます。

糖尿病

糖尿病は、食事で摂った糖をエネルギーに変えるときに必要なホルモンであるインスリンの異常から起こる病気です。インスリンの産生や分泌が不足したり、インスリンが十分に働かなくなると、高血糖になり糖尿病を発症します。
生涯インシュリン注射が必須の1型糖尿病と肥満運動不足、遺伝により生ずる2型糖尿病があります。
2型糖尿病では、各種の経口糖尿病治療薬を服薬してもコントロール不良の場合には外来でインシュリン自己注射の指導をしております。また必要に応じて自己血糖測定も行います。
家族歴がなく突然糖尿病を発症したり、理由不明で血糖コントロール不良になった時には膵臓に悪性腫瘍が発生することもあり、超音波検査等が必要になります。

心臓病

高血圧に伴う高血圧性心疾患が最も頻度の多い心臓病ですが、喫煙や糖尿病、脂質異常症を合併すると冠動脈疾患(狭心症、心筋梗塞)を発症する危険が増えます。また高齢になるにつれ心房細動、心臓弁膜症やペースメーカーを要する伝導障害が見られます。
これらの疾患が心不全に至らない様にきめ細かい管理、投薬が必要です。

腎臓病

浮腫や血尿など本人が自覚する以外は健康診断の検尿が大事です。腎糸球体疾患なのか、泌尿器科疾患なのか、早朝尿、超音波検査、腎機能検査等で診断します。
慢性腎臓病が末期腎不全で血液透析に至らない様な治療やネフローゼ患者の再発治療等腎臓専門医として診療を行っております。

インフルエンザ

寒冷乾燥状態で毎年冬に、インフルエンザが流行します。
A型、B型、新型があります。潜伏期は1~3日で、患者の咳を吸い込んだり接触よっても感染します。
診断は鼻腔拭い液による簡易検査を参考に医師が流行期、他の発熱疾患の有無など総合的に判断します。普通感冒との一番の相違は全身倦怠感です。ワクチン接種者は症状が軽く微熱の事もあり、注意が必要です。

禁煙外来

一日20本20年以上の喫煙歴がある人はCOPD(肺気腫)の発症リスクがあるとされており呼吸機能検査が必要になります。風邪をひいていないのに咳、痰が出ていたり、自分と同じ年齢の人と比べ坂や階段の登りに息切れを感じる人はやや進行している可能性が大です。検査で肺年齢も測定できます。がんの3分の1は喫煙によるとされ、動脈硬化(心筋梗塞、脳梗塞)の大きな危険因子です。
通常服薬を12週間行い、医療費は薬剤費入れて総額1万8千円程度で済みます。

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